過払い金請求できると知らず(前編)
Nさん(男性、50歳)
取引年数 |
完済直前の借入額 |
完済日 |
過払い金返還 | |
消費者金融 A |
12年 |
14万5,525円 |
平成17年12月 |
170万円 |
Nさんは2年前に近所にある司法書士事務所で債務整理をしました。
「実は、最初に債務整理をする何年か前に、弁護士に任意整理をしたいと相談したら、
『任意整理より破産のほうが事がはやく済むよ』
と言われました。
そのときは毎月の返済で生活がきつかったのですが、破産といわれると、抵抗がありました。
それで、弁護士にお願いすることなくずっと返済を続けました。
しばらくは、『専門家に相談してもどうせ一緒やろう』と思っていました。」
「けれど、アイフルの集団訴訟なんかのニュースを見たり、色々とインターネットで調べるうちに、やっぱりもう一度専門家にあたってみようと思いました。」
「司法書士とか弁護士というと、どうしても硬いイメージがあって、はじめに債務整理をした司法書士事務所に相談するときもやっぱり躊躇しました。
借金のことは妻も知っていましたが、ある程度妻に相談せず一人で回していた借金もあったし、友人や会社の連中にも相談していなかったので、それを司法書士に打ち明けるというのは少し抵抗がありました。
所得とか生活費とか個人情報を全部さらけ出さないといけないですし。
だけど、はじめに相談した司法書士さんが気さくな方で、話しやすかったので安心しました。」
「借金がチャラになってくれればいいなぁと考えて最初の債務整理をしたのですが、結果的に過払い金が600万円ほど返還されました。
そのお金は、ふるさとに一人で住んでいる母の介護にかかる費用に使うため、姉に預けてあります。東京にいる姉が母の様子を見に来てくれる際の、交通費などに費やしています。」
Nさんは、このとき消費者金融4社について債務整理をしましたが、実はこの1年前、4社とは別の消費者金融A社に対する借金をすべて返し終わっていました。
「はじめて債務整理をしたときには、A社の借金はもう全部返し終わっていたので、過払い金請求ができるとは思いませんでした。
ところが、最初の債務整理から2年経って新聞広告を見ると、返し終わった借金についても過払い金請求ができるということだったので、まずはe-mailで相談させてもらいました。」
<つづく>
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